NGワードゲームは、言ってはいけない言葉を避けながら、相手にその言葉を言わせることを楽しむゲームです。NGワードゲームでは特に題選びがカギとなります。日常的に使う言葉や口癖を活用することで盛り上がり、飲み会やパーティーにも最適です。この記事では、NGワードゲームのルールや遊び方、おすすめのお題例までを詳しく紹介します。
NGワードゲームとは?
NGワードゲームとは、自分の「言ってはいけない言葉(NGワード)」を知らないまま会話を進め、相手にそのNGワードを言わせることを目指すゲームです。参加者同士がコミュニケーションを取りながら探り合い、そのワードを言わせるように誘導していく心理戦が盛り上がります。誰でも簡単に始められるうえ、ルールも非常にシンプルなので、初対面の人とも自然に打ち解けやすくなります。飲み会やパーティー、合コンなど、さまざまなシーンで盛り上がる定番の遊びです。
NGワードゲームの遊び方
NGワードゲームを楽しむために、まず基本ルールや準備の流れを押さえておきましょう。NGワードの設定方法によってゲームの難易度や盛り上がり方も変わるため、場の雰囲気や参加人数に合わせて工夫するのがおすすめです。ここでは、ゲーム開始までの準備、進行方法、勝敗の決め方まで、順を追ってわかりやすく解説します。
NGワードゲームの基本ルール
まず、紙とペンを用意します。各プレイヤーに1つずつNGワードを割り当て、額や背中など、自分には見えない位置に貼り付けます。他の人のNGワードは見える状態で、会話をしながらその言葉を言わせるように誘導していきましょう。自分のNGワードを言ってしまった人はその場で脱落。最後まで残った人が勝者となります。
NGワードの決め方と工夫
NGワードの設定方法は自由度が高く、以下のような方法があります。
* ゲームマスターが一まとめて設定する
* 隣の人が相手のNGワードを考える
* くじ引きなどでランダムに配布
場面に応じて設定方法を選びましょう。日常会話で出やすい言葉を選ぶと盛り上がりやすくなります。また、プレイヤーの口癖や好きなジャンルにちなんだ言葉を選ぶと、より戦略的で面白い展開になります。
ゲームの進め方と勝敗の決め方
ゲーム開始後は、会話をしながら相手のNGワードを探って誘導していきます。自然な話の流れを装いながら仕掛けるのがポイントです。ただし、あまりに露骨だと相手に警戒されて失敗することも。誰かがNGワードを言ってしまったら、その場で即脱落。脱落後は観戦者として終わるのではなく、進行を盛り上げる役に回ってもOKです。また、タイムリミットを設定することでトークがだらけず、テンポよく進められます。後までNGワードを言わずに残った人が勝者となります。
NGワードのお題例
NGワードゲームを盛り上げるためには、お題選びが超重要です。会話に自然と出てきやすい言葉や、その人ならではの口癖などを選ぶと、ゲームにリアリティと緊張感が生まれます。定番からユニークなお題まで、さまざまなパターンを紹介します。
まずはベーシックなお題から
NGワードゲームを初めてプレイするなら、まずは思いつきやすく、日常会話で自然と出てくるような言葉を選ぶのがポイントです。特に名詞・動詞・形容詞の3種類に分類してお題を考えるのがおすすめです。以下に、すぐに使える例をまとめました。
① 名詞
コップ、メガネ、会社、学校、人の名前、お酒、カメラ、パソコン、YouTube、エレベーター、野球、人生
② 動詞
電話する、走る、手を振る、触る、食べる、座る、立つ、調べる、買う、怒る、遊ぶ
③ 形容詞
楽しい、面白い、大きい、小さい、長い、短い、すごい、早い、気持ちいい、素晴らしい、うるさい、寂しい
口癖や呼び方をNGワードに
プレイヤーのクセや口癖をNGワードにするのも盛り上がります。 たとえば「マジ?」「うそ!」「へぇー」「でしょ」など、無意識に言ってしまいやすい口癖をNGワードにすると、言ってしまった瞬間に思わず笑いがこぼれます。また、「私」「俺」「自分」などの一人称や、特定の人物名も人気のお題ですが、あまりに頻繁に使う言葉だとすぐに脱落してしまうので、バランスを考えて設定しましょう。
動作をNGワードに含める
言葉だけでなく、動作をNGワードとして設定する方法もあります。例としては、以下のような動作がおすすめです。
- 拍手をする
- 立ち上がる
- 手を挙げる
- 素秒間黙る
これらを禁止にすると、発言以外にも注意を払わなければならず、参加者の緊張感が増します。全員がNG動作を把握している状態で行えば、予期せぬミスで盛り上がります。
NGワードゲームを盛り上げるポイント
NGワードゲームを最大限に楽しむには、ルールのアレンジやお題の工夫が効果的です。会話力だけでなく、観察力や心理戦の要素を取り入れることで、ゲームの奥深さが増し、何度でも楽しめます。
テーマを絞ってNGワードを設定する
繰り返し遊ぶとワンパターンになりやすいため、トークテーマを限定すると新鮮さが生まれます。たとえば「好きな料理」をテーマにして、料理名をNGワードに設定すれば、自然とその話題で会話が盛り上がります。 「旅行先」「映画」「学校生活」など、共通の関心を軸にすると、プレイヤー同士の距離感も縮まりやすくなります。
ルールをアレンジしてスリルアップ
「黙るの禁止」や「NG動作の追加」など、ルールにバリエーションを持たせることでゲーム性がアップします。拍手、立ち上がる、手を挙げるなどの動作をNGに設定すれば、身体的な駆け引きも発生し、緊張感がよりアップするでしょう。また、制限時間を設けるとゲームがだれにくくなり、テンポよく進行できます。誰かがNGワードを言った瞬間に脱落とするシンプルなルールだけでなく、投票制の脱落ルールなどを導入しても戦略性が広がります。
脱落後も仕掛け人として活躍
NGワードを言ってしまっても、そこで終わりではありません。脱落者が会話に紛れて他のプレイヤーを誘導する“仕掛け役”になれば、最後までゲームに関与できます。観察力と話術を駆使して残りのプレイヤーを罠にかけるスリルも楽しめるため、脱落者の時間も盛り上がります。
まとめ
NGワードゲームはシンプルながら、会話力や観察力を試せる奥深いゲームです。日常会話に登場しやすい言葉や口癖、動作をお題に取り入れることで、盛り上がりやすさが格段にアップします。トークテーマを限定するなどの工夫でマンネリ化も防止可能。大人の集まりやパーティーのアイスブレイクに、ぜひNGワードゲームを取り入れて楽しんでください。