幼稚園や保育園でのバス移動は子どもたちにとって“特別な時間”です。ですが、移動が長くなると飽きたりしますよね。そんな時こそスケッチブックを活用したバスレクがオススメです。この記事では、幼稚園の子供と一緒に楽しめるサービスをご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
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うた遊び編
バスレクの定番といえば「うた遊び」です。簡単に始められる上に、みんなで幼稚園の歌を歌えば楽しさも倍増です。
①バスに乗って
バスの雰囲気をそのまま遊びにしたバスレクです。スケッチブックには、走るバスの絵と「ガタゴト」「キキーッ」「ブーン」などの擬音語も描きます。ページをめくるたびに音が変わるので、幼稚園児たちはまるで本当にハンドルを握っているかのような気分になり、歌と動きも合わせれば臨場感も高まります。坂を登る絵やカーブの絵を見せれば、自然と体が傾いたり声が大きくなったり、想像力いっぱいに楽しんでくれるはずです。
②キャンプだホイ
この歌はキャンプへの気持ちを高めてくれます。テント・たき火・ランタン・森の動物など、キャンプらしい風景をページごとに描き、歌と合わせてパラパラ漫画のように見せます。「キャンプに行ったら何する？」など歌と絡めた声かけをするだけで一層盛り上がるバスレクとなり、幼稚園児たちは目を輝かせて前のめりに！ワクワク感が一気に高まるので出発直後のバスレクにオススメです。
③遠足にいこうよ
「今日はどこへ行くのかな？」という期待感を盛り上げる歌です。スケッチブックに、出発→移動→お弁当→遊び場→帰り道と順番に描くのがポイント。それを見ながら歌うことで幼稚園児たちは「遠足の流れ」を自然とイメージできます。「先生のお弁当は何？」といったやり取りを入れるとワクワク感も高まります。
④かめのえんそく
ゆっくり歩くかめさんの動作がとてもかわいい歌です。絵はシンプルな線画でも大丈夫ですが、表情を変えたりするのもオススメです。ページをめくりながら「かめさん、次はどこ行くの？」と問いかけると園児たちは自由な発想で答えるでしょう。動きが静かなので幼稚園バスの中でも安心して楽しめます。
⑤動物園へ行こう
人気の動物をシルエットで描いて歌に合わせてページをめくれば、「次は何の動物かな？」と期待感がどんどん高まります。象・キリン・ライオン・パンダなど、特徴がわかりやすい動物をイラストにしたり鳴き声をまねたりすると、さらに盛り上がるでしょう。
手遊び編
限られた空間でのバスレクには手を使った遊びもオススメです。年少さんにも楽しめるバスレクです。
①幼稚園バスごっこ
手を前後に動かし“運転している気分”になれるバスレクです。スケッチブックにハンドル・信号機・道路などを描いて順番に見せると、動きのバリエーションが増えます。「赤信号でストップ！」「横断歩道の子を見つけたよ」などと先生が声掛けすればストーリーが生まれ、交通ルールを身につけることもできます。
②じゃんけん大会
幼稚園児たちのテンションが一気に上がるバスレクです。あらかじめスケッチブックにグー・チョキ・パーを描いておき、みんなでジャンケンをします。「負けた人は小さくジャンプ」「勝った人はにっこり笑ってポーズ」など簡単なおまけ動作を入れると盛り上がれます。
③おべんとうばこのうた
定番のおにぎりバージョンの他にサンドイッチバージョンもあるので、スケッチブックにはサンドイッチを描くのもオススメです。「今日のお弁当、どれが好き？」など質問を入れると会話のキャッチボールも生まれ、みんなで楽しむことができます。
④やおやのおみせ
にんじん、大根、ピーマンなどの野菜のイラストを並べて八百屋さん気分を高めると幼稚園児みんなの目がキラキラ輝くバスレクです。野菜の名前当てクイズにすれば知育にもなりますし、パン屋さんやお魚屋さんなどにしても楽しめます。
⑤おちたおちた
スケッチブックに“りんご・雨・ボール・葉っぱ”などを描き、ページをめくるごとに「落ちてきたのは何？」と問いかけるバスレクです。分かりやすく年少さんも楽しめます。
クイズ編
みんなで楽しめるクイズもバスレクの定番です。
①シルエット当てクイズ
シルエットだけで動物・乗り物・食べ物を当てる、少し難しめですが、分かった瞬間に盛り上がる人気のバスレクです。ヒントを少しずつ加えると解きやすくなります。
②〇✕ゲーム
スケッチブックに大きな〇と✕を描くだけでOK！「パンダは空を飛べる？」「バナナは赤い？」など簡単な問題を次々に出しテンポよく進めていけば、飽きずに遊べます。
③わたしはだれ？
ヒント1→ヒント2→ヒント3と進める推理系バスレクです。スケッチブックに段階的なヒントを描き、「わかった！」と言った園児に答えてもらいます。果物・動物・乗り物などでできます。
④曲あてあそび
曲に関するヒントをスケッチブックに描き、先生が短くメロディーを口ずさんで、園児に当ててもらうバスレクです。「アンパンマン」「きらきら星」など知名度の高い曲がオススメです。
⑤これから向かう場所は？
青い海・お魚・高い山などのヒントをスケッチブックに描き、みんなでバスの行き先を当てるバスレクです。遠足に行く時などにぴったりです。
⑥どうぶつクイズ
シルエット・鳴き声・足跡など複数のヒントを描くと答えやすく、年少さん向けです。逆に鳴き声だけとか足跡だけですと年長さん向けです。
⑦たべものクイズ
断面・色・形などを描き、「白くて丸いよ」「サクサクしてるよ」などのヒントと合わせて食べ物を当てます。食べ物への興味がぐっと広がります。
⑧海の生き物クイズ
ヒレや形の特徴を描き、「海でくらすよ」「青いよ」などのヒントで答えてもらうバスレクです。魚の名前を覚えるきっかけにもなります。
⑨お仕事クイズ
消防士・お医者さん・郵便屋さんなどの道具のイラストを見て、どんなお仕事かを答えるバスレクです。消防車・救急車・パトカーなどのシルエットを描き、「どんな仕事をする車？」と問いかける「働く車クイズ」と組み合わせても楽しめます。
⑩しりとり
スケッチブックにひらがな一文字を書くだけでスタートできるバスレクです。お題を「動物」「食べ物」などに限定すると難度が上がり、年長さんも楽しめます。
まとめ
今回、スケッチブックを使って楽しめる幼稚園・保育園向けバスレクを20種類ご紹介しました。どれも準備が少なく、サクッと始められるものばかりです。歌・手遊び・クイズを組み合わせて使うことで、子どもたちの集中が続き、移動時間そのものが楽しい思い出に変わります。バスレクの際、ぜひ気軽に取り入れてみてくださいね。
